個人的にフェアリーを量産するエルフデッキは好みだったのですが、ネットのまとめやWIKI等ではかなりの酷評を受けてました。
というのも、現状アグロという猛攻デッキにも対して立ち回れず火力は貧弱。
そして、その上高打点でのコンボも見当たらないという悲しさが渦巻いている様子。
現在ではテンプレデッキであるロイヤルウィニーのほうが安値で組めると言われる始末で、現状フェアリーデッキはかなり弱いと言っても過言ではないのかもしれません。強いと言い張れる人がいたとしても最終的には、他のデッキに流れているからこそ今の環境があるのだとも言えますからね。
現在では、OTKエルフや冥府エルフなどのコンボデッキが量産されている中でエルフデッキの何が弱いのか少し立ち回りを考えてみる事にしました。
■ なぜエルフは弱いのか。
フェアリーとして数々の展開を誘うこのデッキですが、肝心の弱さは相手のカウンターに合わせる事が必須なのに、速攻を主にしている部分だと思います。少なくともビギナーあたりではこの問題が激しく付きまとう事でしょう。
1ターン目から2ターン目までの動きでは、エルフデッキ自体は必ずアドバンテージを取るカードが多いです。
ウィニーロイヤルのエリカのデッキで後攻を選択した場合にはベビーエルフ・メイなどのランダム1ダメージは大きく響きますし、序盤に関しては本当に上手く立ち回れれば最強に近い動きが出来ます。
進化前 1/1
ファンファーレ ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。
しかし、中盤あたりからデッキとしてどちらを選択しまわすのが良いのかという選択を非常に迫られてしまうデッキなので、アグロネクロなどの耐久系ゾンビなどの2/2が出てきた時点で既にきつくなってしまうのです。
この部分は初心者では特に感じるなぁと思いました。
というのも理由としてはウィッチのネクロマンサーには出した瞬間に速攻で盤面をひっくり返されてしまうためです。
■ 守護に圧倒的に弱い。
現状エルフデッキの最大の弱点なのが守護への対策。
大型の相手の敵には非常に無力で、こちら側はある程度フェアリーを犠牲にしなければなりません。
しかし、肝心のフェアリーをなげるならナイトメアの方が優秀ですし、スピードの差もあまり強くないためここで進化を使わなければまず立ち回りきれないという状況が続きます。
特にニュートラルの天剣の乙女に関しては6ダメージと言う高い壁を打ち破らないといけません。ニュートラルゆえにこれを基準に考えたほうが良いでしょう。
フェアリーでは進化で2枚分。
つまり確実にこちらの速攻をこのカードだけで、対策出来るのでかなり痛いですね。特にビショップデッキではこういう守護が何体も並ぶのでかなりきつい状況になるでしょう。
初心者さんはおそらくこのカードだけで進化を使ったりするかもしれませんがそれをしてしまうと後手後手に回ってしまいます。
■ フェアリーの強みはバウンスと遅延にある。
フェアリーで最終的に必須なのはこういったカードを出すための遅延を行う事。
例えば、エルフ自体を戻す妖精のいたずらを利用し出来る限り相手の展開を遅らせたりする事などが挙げられます。
妖精のいたずらに関してはバウンス付きなので相手のフォロワーもバウンスできる事を生かして相手の進化を無駄にさせて遅らせると言う手段も取れる優れもの。これに対してマジックで遊んでる際に非常に面白かったのはエレメンタルランス等のバーンカードも優秀です。
こういったフェアリーなどの展開でコスト3は破格の1枚で、フェアリー×2で6バーンとニュートラルの天剣の乙女までを対策する事が出来ます。こちらは更にフェアリーが2枚展開されてるので、進化などを使わない場合はコッチに軍配が上がります。
相手のフォロワー1体に3ダメージ。
このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、3ダメージではなく6ダメージ。
特に進化を無駄にさせるという動きはナイトメアのケルベロス等以外では驚異的な効果。ファンファーレ・・・言わばCIP(出した時に発動する能力)に対しては無力ですが相手の展開を遅らせた後にコッチが進化で畳み掛けることも可能です。
というかアリサデッキ自体がコンボエルフという位ですしかなりピーキーなデッキかもしれません。上級者向きというよりかは遊戯王のインフェルニティとかのソリティアグルグルにはすきそうなデッキですね。
今後フェアリーデッキに関してD1に到達したらデッキ乗せてみたいと思います。
ただ、それすると違うデッキの考察が出来ないなぁ・・・どうしよう。別のスマホ使うのはアリなんですが・・・ちょっと考えてみますね。
それではノシ
関連記事